菊池智憲『シャークニンジャ』

近年レトロゲームが流行っている事もあり、再び昔のゲームが注目されています。その中でも人気となっているのがミリオンセラーを突破したゲームで、傑作と呼ばれた平成のRPGをまとめてみました。

ストーリーは大地震が世界を襲い世界の光の源であるクリスタルが地中に引きずり込まれ、闇の魔物が解き放たれます。地震によってできた洞窟へ村に住む4人の少年が訪れます。

洞窟の奥でクリスタルに遭遇した4人は啓示を受け、光の戦士としてまだ見ぬ世界へと冒険の旅に出て世界を救うストーリーとなっています。

物語は前作の2と全く関連性がないものの、『ファイナルファンタジー』の世界観に通底しておりクリスタルと世界が密接した関係を描いています。

売上本数は約140万本を記録し、『魔界塔士Sa・Ga』に続くミリオンヒットとなりました。

スクウェアから1995年3月11日にスーパーファミコン用として発売された、クロノシリーズの第1作目となる『クロノ・トリガー』。

ストーリーは主人公のクロノが祭で出会ったマールと幼馴染のルッカと共に、偶然時間を移動する手段を発見します。時を越えて様々な時代を行き来する中で、自分たちに降りかかる困難を解決していくストーリーとなっています。

主人公たちは冒険の舞台となる5つの時代、過去、現在、未来、に渡って時を越えて冒険をします。過去での行動によりマップや人物が変化するなどのケースもあり、やりこみ要素が高かったゲームです。

1999年11月2日にPlayStation版が発売され、2012年に携帯電話ゲームとしてアプリが発売されました。

ストーリーは5つの章に分かれておりストーリーを時系列順に追う形となっています。章ごとに主人公が変化していき、子供の失踪事件から最終的には地獄の帝王と戦うストーリーとなっています。

前作の発売日で起こった混乱を避ける為に、ドラゴンクエストシリーズで初めて日曜日に発売されました。

その後、リメイク版がPlayStation、ニンテンドーDS、スマートフォンで発売されました。

任天堂からゲームボーイ用に1996年2月27日に発売された、ポケットモンスターシリーズの第1作目となる『ポケットモンスター赤・緑』。

ストーリーは全てのポケモンを捕まえてポケモン図鑑を完成させる事を目指す一人の少年と、そのライバルの冒険を描いたストーリー。「少年のひと夏の冒険」をコンセプトにしており、映画「スタンド・バイ・ミー」を連想させる場面が登場します。

現在世界中で人気があるポケモンの初代のソフトで、当時終わりに向かっていたゲームボーイ市場を復活させた超人気のゲームです。

赤・緑に次いで「青」と「ピカチュウ」バージョンが発売され、日本での売上本数が約822万本、全世界では約3137万本を記録しました。

ストーリーは親子3代に渡る物語が描かれており、幼年時代、青年時代、青年時代後半で伝説の勇者が大魔王・ミルドラースを倒しにいくストーリーとなっています。

本作では物語の中盤には結婚という重大なイベントが導入されており、モンスターを仲間にするシステムがシリーズで初めて導入されました。

ドラゴンクエストシリーズの中でも人気が高く、PlayStation 2、ニンテンドーDS、iPhone 4、でリメイク版が発売されました。

ストーリーは世界を牛耳る巨大企業の神羅カンパニーが、星の生命エネルギーを搾取して動力エネルギーにする政策に反抗する組織「アバランチ」。

強大な敵を前に崩壊寸前のアバランチは爆破作戦を決行する。そこへ傭兵として記憶を失った主人公のクラウドを雇うが、この仕事をきっかけに自身の悲壮で過酷な過去を明らかにしながら、世界の未来を左右する争いに身を投じていくストーリーとなっています。

本作はファイナルファンタジーシリーズの中でも傑作中の傑作と言われており、国内での売上本数が400万本、世界での売上本数が1000万本を超えた超ヒットタイトルです。